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あんまマッサージ指圧師・鍼灸師 ぱんだ先生
2015年1月29日公開

暦の上では“大寒”、1年で最も寒いとされている時期です。みなさんお元気でお過ごしでしょうか?
寒中お見舞い申し上げますm(_ _)m

寒い日が続くと、どうしても身体が縮こまり、特に首や肩などは凝りやすくなります。そんな時、「気軽に受けられるマッサージで凝りをほぐしてもらう」という方も多いのではないでしょうか?

“マッサージ”という言葉は日常的によく使われていて、みなさんにとっても身近な言葉だと思います。

では、“マッサージ”の定義はご存知でしょうか?

“マッサージ”とは、ヨーロッパで発祥し、医療として世界に広まり、その後、明治になって日本に伝えられた手技です。
「オイルやパウダーなどの滑剤を使用して皮膚に直接触れて、手先、足先など末端から中心(心臓)へ向かって刺激を与えることで血液やリンパ液の循環改善を目的とする手技療法」と定義されています。
現在、マッサージの定義も変化してきており、薄い着衣の上からの施術も含まれたり、指圧やあん摩も含めて表現している場合もあります。

“マッサージ”を職業とすることが許されているのは、国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」または「医師」のみと法律で定められています。
つまり、「あん摩マッサージ指圧師」または「医師」以外が、“マッサージ”を職業として行うことは違法行為ということです。
ご存知でしたでしょうか?

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【質問】
あなたはマッサージには”あん摩マッサージ指圧師”と言う資格が必要で、資格がない人がマッサージ行為を行ってはいけないことを知っていますか?

【回答】

 

約6割の人が「資格がない人がマッサージ行為をしてはいけない事は知らない」という結果が出ました。
思った以上に認知度低いですね...(T_T)

 

一昨年、こんなニュースが報道されました。
『マッサージ店「けが人」続々、背景に無資格施術』という記事が産経新聞に掲載され、メディアでも話題になりました。

その内容は、
『国民生活センター、消費生活センターに寄せられた整体やマッサージに関する相談が過去最多で年々増加傾向にあり、中でも「マッサージを受けたら骨折した」など身体被害を訴える相談が増加している。その背景に、無資格施術の横行がある』というものです。

ここで言う「無資格」というのは、「あん摩マッサージ指圧師」または「医師」免許を持っていないということですが、一般的に、「医師」が“マッサージ”を職業とするのは考えにくいため、「無資格施術」=「あん摩マッサージ指圧師ではない者が行う施術」ということです。

 

あなたが受けている“マッサージ”は、「あん摩マッサージ指圧師」によるものですか?

 

一昔前に、クイックマッサージ、足つぼマッサージ、アロママッサージと言われていたものは、ほとんどが無資格者による施術です。
現在、リラクゼーションの大手チェーン店などでは、法律に抵触することを踏まえて、“マッサージ”という言葉を使わない傾向にあります。

足つぼマッサージはリフレクソロジーへ
クイックマッサージはボディーセラピー、ボディリフレ、ボディーケア、ほぐし、整体などへ
アロママッサージはアロマトリートメントへと表現を変える様になりました。

しかし、相変わらず街には、無資格者による“マッサージ”という看板、広告が溢れています。小さなところほど、まだまだ“マッサージ”という言葉を何食わぬ顔で使っている傾向があります。

「無資格施術」かどうかを見極める方法は、「国家資格を所持しているか?」の確認が1番ですが、これは直接聞いてみるしかありません。

1つの目安として、
リフレクソロジー、ボディーセラピー、ボディリフレ、ボディーケア、ほぐし、整体、ボディトリートメントなどの言葉が使われている場合や、看板や広告に“施術所名”、“施術者名”、“住所”、“電話番号”、“営業日”、“営業時間”以外が詳しく掲載されている場合は無資格者の施術である可能性が高いです。国家資格者は法律で広告が制限されているため表記が禁じられています。

また、「民間資格」のことを、あたかも「国家資格」の様な表現をしている場合もありますのでご注意下さい。

 

では、「国家資格」と「民間資格」は何が1番違うのでしょう?

 

それは、「勉強する時間と内容」です。
「国家資格」である“あん摩マッサージ指圧師”や“鍼灸師”は、文部科学省認定校(大学、短期大学、盲学校理療科など)、または厚生労働省認定の養成施設(専門学校など)にて、定められたカリキュラムを3年以上修業後、それぞれの学校で実技認定試験を受け、それに合格すると、年に1度、2月下旬に行われる国家試験を受験することができます。国家試験に合格すると、ようやく資格が得られます。
しかし、
民間資格の場合は、統一規定がなく、そのカリキュラムは資格を授与する団体によって全く違い、「3日間で資格が取れる」などという所もあります。

そのため、「無資格」施術者のレベルは、技術的にも知識的にも大きなバラつきがあるのです。
「国家資格」でないということは、施術者がどの程度の知識と技術レベルなのかは未知数で、それを知ることはとても難しいことなのです。
「無資格」でも、中には腕が良い施術者はいます。ただ、その何百倍も危険な施術者がいることは事実です。

 

特集Vol.15「ぱんだ先生の施術放浪記 ~こんな施術者は嫌だ!篇~」でも様々な施術について取り上げていますのでご興味のある方はご覧下さい。

 

「不調を改善したい」、「身体を楽にしたい」と願い、施術を受ける“マッサージ”。
その施術で身体を壊してしまうというのは悲しすぎます。あってはならないことです。

自分の身体を守るために、施術所選びは慎重に行いましょう!
そして、1人でも多くの方がよい施術者に出会い、不調を改善できることを祈っています。


 

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