季刊連載 季節と身体③「夏と心 ~あなたは夏子さん&夏彦さん?~」

暦の上では“立秋”です。しかし、“秋”とは名ばかりの暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしですか?

謹んで残暑お見舞い申し上げますm(_ _)m

それにしても、毎日あづいでずねぇ(;´Д`;) 春先には冷夏との予報でしたが、ふたを開けてみれば一転...やはり今年も暑い夏でした...

暑い暑い夏は、五行では“火”、五臓では“心”の季節です。

夏と身体の変化

太陽

夏は“火”の性質を持ちます。夏の灼熱の太陽は、まさに“火”を連想させます。五臓では、夏に対応する“心”の働きが活発になります。この“心”の活動が過剰になったり、逆に封じ込められたりすると不調和を生じ、“心”に関係する症状が現われます。夏に多い、発熱や炎症、熱中症、日射病などは、まさに“火”の性質であり、“心”の変動で起こると考えられます。

夏の陽射しと青空は、気持ちが晴れやかで活動的になり、精神的には過ごしやすい時です。木々の緑が生い茂り、草花が咲き誇る夏は、自然界の様々なものが盛んになり、頂点に達する季節です。この時期は、私たちの身体も外に向けての働きが盛んになります。内側にあるエネルギーを外向きに発散させることで、体内に蓄えていたエネルギーを入れ替えようとします。そのため、身体をよく動かし、暑さを利用して汗をたくさんかくことが自然に従った過ごし方です。
しかし、現代の夏は、冷房の効き過ぎや、冷たい飲食物の過剰摂取により、エネルギーの入れ替えをしようと開いた身体に、冷気が入り込みやすくなり、冷え過ぎの傾向が強まっています。この様な自然に逆らった環境は、身体に悪さをする“邪”となり、様々な不調の原因となります。

夏はいつも調子がいまいち上がらない...そんなあなたは、夏に体調を崩しやすい『心タイプ』の“夏子さん&夏彦さん”の可能性大です。

あなたの“夏子さん&夏彦さん”度をチェック!

該当するものにチェックを入れて下さい。

  • 動悸や息切れがする
  • つねに不安感がある
  • 物忘れがひどい
  • 舌の先が赤い、または痛む
  • ろれつが回りづらい
  • 赤ら顔
  • 左の肩や肩甲骨がこる
  • 口内炎ができやすい
  • コーヒーや緑茶など苦味のあるものが好き
  • 嫌なことがあってもすぐに忘れられる
  • 興奮しやすい
  • 笑いながら話をする
  • 汗っかき
  • 暑がり、または暑さに弱い
  • 顔が火照りやすい
  • 声が高くしっかりと話す
  • 高血圧、または低血圧
  • シミやくすみが気になる
  • 手足が冷える、または手足がほてる
  • 夢を見ることが多い
  • 直感が強い
  • 母性が強い
  • 強情
  • 頼りにされるとがんばってしまう
  • 同じ事を長い間地道に続けることは苦手
  • 落ち着きがない
  • 凝り性、研究熱心
  • 笑う時に顔が赤くなる

該当項目が多いほど、“夏子さん&夏彦さん”度は高くなり、夏の体調変動に注意が必要です。

“夏子さん&夏彦さん“はこんな性格

パワフルで行動的。周囲を明るくしてくれるムードメーカーであり、熱血漢あふれるリーダー的存在の人も多いはず。

好奇心旺盛で、とくに興味を持ったことはとことん探究していく凝り性です。しかし、熱しやすく冷めやすい一面があるのも特徴です。そして、パワフルがゆえに、とかく自分自身を過信してしまいがちです。気づかないうちにオーバーワーク気味になっていることが多々ありますので、定期的に意識してクールダウンすることが大切です。

また、心の繊細さが体調に出やすい傾向があり、何か心配事があると眠れなかったり、人前で話すだけでも緊張して顔が真っ赤になったり、やたらと汗が吹き出したり…というのは、じつは“心”の変動であり、“夏子さん&夏彦さん”によくみられる特徴です。

“夏子さん&夏彦さん“がバランスを崩した時の身体のサイン

  • 顔色の変調:顔面蒼白、顔面紅潮
  • 血液循環の変調:動悸、不整脈、胸苦しい、胸部痛、貧血、手足の冷え、息切れ、血圧異常、狭心症、心筋梗塞、脳卒中
  • 舌の変調:もつれる、言語障害、味覚障害、口内炎、ただれや潰瘍、曲がる
  • 精神・意識の障害:そわそわする、落ち着かない、不安感、判断力の低下、物忘れ、ノイローゼ
  • 睡眠の変調:不眠、寝つきが悪い、夢を見ることが多い、眠りが浅い
  • 汗の変調:少しの動作で汗がたくさん出る、寝汗がひどい
  • 熱の変調:のばせ、手のひら足の裏のほてり、喉の渇き

“夏子さん&夏彦さん“が夏を乗り切るためのポイント

睡眠

“夏子さん&夏彦さん”はとにかくパワフルなため、自分自身を過信してしまいがちです。気づかないうちにオーバーワークになっていることが多いので、意識してクールダウンさせましょう!

そして、夏の大敵は、冷房の効いた屋内と高温の屋外を行き来することによる“温度差”と、汗をかくことで失われる体内の水分と摂取する水分量の“バランスの崩れ”です。

夏は暑さに逆らわず、適度な水分補給と、軽い運動で汗をかいて身体にこもった熱を発散させるのが健康に過ごすポイントです。もちろん、過度な高温環境は熱中症の危険もあるので、むやみやたらに冷房を嫌う必要はありません。すぐに羽織れるストールや薄手の上着などを携帯して、冷房による冷え過ぎを防ぎましょう。

また、水分の過剰摂取も体調不良のもとになります。とくに冷たい飲み物の摂りすぎは、身体を内側から冷やし過ぎて胃腸の働きを低下させます。常温の飲み物に変えるなどして注意しましょう。

もう1つ重要なのが、睡眠をしっかりとることです。睡眠不足は、身体の熱を冷ます役割を持つ、体内の“陰”を消耗し、不調の大きな原因となります。睡眠をしっかりとることで“陰”を強化して、熱を冷やせる身体を作りましょう!

“夏子さん&夏彦さん“へのおすすめ養生法

  • 身体を動かし汗をかく
  • ぬるめのお湯でゆったり入浴(シャワーだけの場合は、シャワーを浴びながら洗面器や湯船にお湯を入れ足首から下だけでも温めるようにしましょう)
  • 早寝早起き
  • 睡眠をしっかりとる
  • 冷たい食べ物、飲み物は控えめに
  • 心に効く食材:ゴーヤ、セロリ、あしたば、みょうが、すいか、小豆、お茶、ココア、ワインetc.

海

東洋医学では、人間の身体も、四季それぞれの気候の特性に合わせて、その状態を変化させ、自然と調和して健康を維持していると考えます。東洋医学のバイブル「黄帝内経」には、季節によって適した過ごし方があり、これに逆らうといろいろな不調があらわれると書かれています。

夏は、自然界の様々なものが外へ向けてエネルギーを発散し、入れ替える季節です。私たち人間の身体も同じです。

見方を変えれば、寒くなっていく秋や冬に備え、パワーを蓄える準備の季節と言うこともできます。この夏をどう過ごすかで、秋冬の体調に影響がでるということです。

夏は、身体だけではなく感情も、身体の中にこもらせることは自然に反するため、できるだけ避けたいものです。嫌なことがあってもくよくよせずに、毎日を思いきり楽しく過ごすことが大切です。

青い空、白い雲、真っ赤に燃えた太陽、せみの声、線香花火...子供の頃の夏休みの希望に満ち溢れたあのワクワク感を思い出し、今年の夏は季節に対して、もう少し自然体で過ごしてみませんか!

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