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葛西はりきゅう漢方治療室(葛西)/國定先生
no.51 2013-05-17

 

『厚生労働省の2013年の統計で、認知症高齢者が推計で305万人を越える事を発表した。65歳以上人口の約10%を占める。従来の予想を上回るペースの増加で、20年には400万人を超える見通しだ。』

65才以上ということは、75才以上だと30%をゆうに越えているでしょう。
報告では、介護の発達と高齢化が進んだということになっていますが、以前から高齢者に対して血圧降下剤や睡眠剤、精神安定剤などの処方の仕方に問題があると訴えている学者はいましたが、マイノリティー視されてきました。

しかし、それにしてもさすがにこの数字にはびっくりです。
65才以上ということは、子どもは今の結婚年齢を考えると30~35才から自分の時間とお金を親の介護のために割かなければならなくなるということになります。
じゃあ、いったいいつ働くんでしょうね。
ぼけてしまった方もそれを面倒見る方にとっても経済的、時間的、精神的にかなり大きな負担になることは目に見えています。

自分の臨床経験からすると、早くから降圧剤や睡眠剤、安定剤を常用している方に、確実にその傾向が強いです。
このへんで、本当の意味での健康について見直し、いい年の取り方を考えてみる必要がありそうです。
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