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葛西はりきゅう漢方治療室(葛西)/國定先生
no.43 2013-04-12

 

普段から、頚や肩の凝り、腰痛があって、時々頭も痛くなる。ひどい時は眩暈がする。しかもよく眠れない。
何となく怠くて疲れやすい。食欲がないわけじゃないけど胃の調子もなんとなくよくない。

実は、こんな訴えの患者さんはとても多いのです。
では、こんな症状の人が病院に行くとしたらどこへ行けばよいのでしょうか?
特に、首が回らないとか、ぎっくり腰になったとかいう時は整形外科に行ったりするでしょうが、ほとんどの方は病院には行かないで湿布や、マッサージで凌いでいるというケースが多いようです。

行ったとしても、たくさんの検査の結果、骨や内蔵諸器官に著しい異常が見当たらない場合は、湿布や痛み止め、炎症止め、筋弛緩剤、ビタミン剤が処方されます。余りしつこく訴えると精神安定剤が出されるのが普通です。
湿布は患部を冷やして痛みを麻痺させ、痛み止めや炎症止めは全身の血液を冷やす。つまり全身を冷やして痛覚レベルを下げます。筋弛緩剤は筋肉への血行を阻 害して麻痺させる、ビタミン剤は気休め、精神安定剤は不快感を感じる感覚、感情を麻痺させると言った感じの効き方になります。

極端な書き方をするとこうなりますが、あまり気持ちのいいものではありませんね。

また、痛むところや凝っているところを強く揉んだり冷やしたりすると、そこに充血が起きたり、逆に冷えて血行障害が起こり、症状がますます慢性化してしまいます。

ですから、患部に溜まってしまった老廃物や汚れた血液(悪血)を身体の遠いところに流したり、新鮮な血液やリンパを送り込んで、壊れた細胞をいち早く再生させる優しい治療が有効なのです。
そのための治療法としてお勧めなのが、古来より伝承されているのが経絡治療です。古くは2000年以上も前の文献にその方法が記載されています。

鬱血を除き緊張を解き、貧血には血を集めて活力を取り戻し、気を上げて心を明るくし、気を下げて精神を穏やかにする治療法です。

 
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